服はボロでも心は錦

今日パパが久々に家へ帰ってきた。
しかしママとケンカした。まぁいつものことです(笑)
私は二人をなだめ、パパを外に誘い出し庭で食事をした。
お酒を進め、徐々に気を落ち着かせながら(笑)
たくさん話をした。

パパは土木作業員。
昔は社長さんとしてブイブイ頑張っていた人。
今はまた暑い空の下、真っ黒になって汗かいて仕事をしている。
そんなパパは頑固者。昔ながらの男気あふれるおっさん。怖い人。
でも心は誰よりも繊細で、傷つきやすい。だから面倒くさいけど放っておけない(笑)

今は訳あって遠くに住んでいる。
で、今日久々に帰ってきた訳です。
そしたら間髪入れずに勃発です(笑)


でも外でお酒を飲みながら、2人でいろんな話をした。

今は若いころとは違い、炎天下での仕事はキツイだろうな・・・

歩くとき片足引きずるようになったな・・・

とか
いろいろな事が見えて胸が苦しくなった。


昔からそんな深い話したことなかったけど、今日は深く深く話せた。



おとんが泣いた。


悲しい涙じゃない
悔しい涙じゃない


生きてるから流れる涙
って感じの涙だった。


うーん。うまく言えないな。




おとんの心の地肌を見た気がした。





人間くさい、不器用な方なんです。




『どんなときでもな、服はボロでも心には錦や』
といって
少し細くなった体で
黒い肌で
日焼けした目で
力強くおとんは言っていました。

『どんなに苦しくても心は折れたらあかん。心を強くもたなあかん。俺も頑張るからお前も頑張れよ』

と言うエール交換をした気がした。


私はとても良かった。
パパと一人の人間同士として話せたから。


明日私は東京に戻るけど、心配事が少し減った。

大人になって
少しずつ分かることがある。

私はこの人間が大好きだ。
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by ina-aki | 2009-08-20 00:31  

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